通信がメインになったパソコン
ワープロ機能と表計算機能、ざっくりと二つに分けたこの機能があれば、パソコンです、というのが私の、パソコンを見知った頃の印象でした。ワープロ機能にしても、日本語を打つだけでなくいろいろと出来る操作があって、それを覚えることも仕事でした。ワープロ機能以上に大変だったのが、表計算のソフトを使いこなすことでした。その二つがなんとか使えれば、パソコンができます、と言えたものです。それが、あっという間に、パソコンとは、通信ができるものに、変わっていきました。ワープロができなくても、表計算のソフトが使えなくても、通信ができれば立派にパソコンとして機能しています。我が家には三台のパソコンがありますが、その内の一台には、ワープロ機能も表計算機能も付いていません。主にそのパソコンを利用しているのは義母ですが、確かに、インターネットを利用して、いろいろなニュースを読んだり、趣味のガーデニングに必要な情報を得たり、同じような趣味の人のブログを訪ねたりする分には、通信ができれば、それ以上の表計算などはなくても、充分に使えています。当初、通信以外の機能が重要だと思えたパソコンですが、今はまず通信なのかもしれません。ただ、義母にはインターネットだけで足りているパソコンですが、子どもが使用しているパソコンは、通信だけでなく、ワープロの機能も表計算の機能も必要です。人の用途に合わせればいいようです。ただ通信の機能は、だれが使うにしても必ず必要があるように思います。
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